前回までに、庭全体を”囲う”工事までは終わった
我が家の庭作り。
今回は、”水回り”の制作です。
一枚目の写真は、以前愛犬を外で洗うためにと買った。
中古のステンレスシンク。
しかし外では水しか使えず、冬季間の使用が出来ないため、
あまり使えず、いつしか物置の奥にしまったままになっていました。
中古とはいえ、状態もよくそのまま仕舞っておくのももったいないので、
そこで今回の庭作りの中でこれを再利用することにしました。
まずはシンク周りの木枠を作成。
シンク横には”作業台”を設置しておきました。
大方全体を組み終わったら正規の位置に固定。
この時に台がしっかり水平になるよう、
砂利とレンガで足元の高さを微調整しておきます。
ちなみにここで使用した砂利は、
元々家の軒下に敷き込まれていたものを再利用。
またシンクを使わない時には、
蓋をして作業台と一体にして使えるようにしました。
全体の位置が決まったら、次は排水工事。
といっても、勝手に道路の排水管に繋げるなんて出来ません。
そこで今回は、こんな工夫をしてみました。
こちらは、実家に余っていた漬物樽。
まずはこの樽の底に穴を開け、地中に埋めます。
樽は地面から5cm程出るようにしておきます。
ちなみに掘った穴の底や樽の中に砂利を入れ、
水はけが良くなるようにしておくのも大事なポイントです。
この上にシンクを設置し、
排水ホースがこの樽の中に入るようにします。
こうすることで、流した水が足元に広がることなく、
ゆっくり地中内に浸透していくようになります。
建築用語でいうと”浸透枡”というものです。
地面から5cm上げて設置したのは、万が一水が溢れたり、
雨の日に地面に溜まった時の”泥水”が、
浸透桝内に流れ込むのを防ぐため。
長く使うための、ちょっとした工夫です。
次は給水工事。
今回は、庭から離れた位置にある”散水栓”から、
給水できる様にしました。
用意した部材はこちら。
カラン・接続用金物・シリコンテープ・ホース(15m)等など、
すべて、ホームセンターで購入可能な部材ばかりです。
後は、作業台下の空間に、棚板を組み入れて
今回の工事は終了。
この日は”現場監督”である愛犬ノエルが視察に訪れ、
全体を厳しくチェックしたあと、
軽く地面を掘って去って行きました。(笑)
どうやら、楽しみにしてくれているようです。
頑張らねば!
では。