IMG_3958

前回までに、庭全体を”囲う”工事までは終わった

我が家の庭作り。

今回は、”水回り”の制作です。

 

一枚目の写真は、以前愛犬を外で洗うためにと買った。

中古のステンレスシンク。

しかし外では水しか使えず、冬季間の使用が出来ないため、

あまり使えず、いつしか物置の奥にしまったままになっていました。

 

中古とはいえ、状態もよくそのまま仕舞っておくのももったいないので、

そこで今回の庭作りの中でこれを再利用することにしました。

IMG_3959

まずはシンク周りの木枠を作成。

シンク横には”作業台”を設置しておきました。

 

大方全体を組み終わったら正規の位置に固定。

この時に台がしっかり水平になるよう、

砂利とレンガで足元の高さを微調整しておきます。

IMG_3960

ちなみにここで使用した砂利は、

元々家の軒下に敷き込まれていたものを再利用。

またシンクを使わない時には、

蓋をして作業台と一体にして使えるようにしました。

 

全体の位置が決まったら、次は排水工事。

といっても、勝手に道路の排水管に繋げるなんて出来ません。

そこで今回は、こんな工夫をしてみました。

IMG_4381

こちらは、実家に余っていた漬物樽。

まずはこの樽の底に穴を開け、地中に埋めます。

樽は地面から5cm程出るようにしておきます。

 

 

IMG_4382

ちなみに掘った穴の底や樽の中に砂利を入れ、

水はけが良くなるようにしておくのも大事なポイントです。

IMG_4384

この上にシンクを設置し、

排水ホースがこの樽の中に入るようにします。

こうすることで、流した水が足元に広がることなく、

ゆっくり地中内に浸透していくようになります。

 

建築用語でいうと”浸透枡”というものです。

 

地面から5cm上げて設置したのは、万が一水が溢れたり、

雨の日に地面に溜まった時の”泥水”が、

浸透桝内に流れ込むのを防ぐため。

長く使うための、ちょっとした工夫です。

 

次は給水工事。

今回は、庭から離れた位置にある”散水栓”から、

給水できる様にしました。

用意した部材はこちら。

IMG_4385

カラン・接続用金物・シリコンテープ・ホース(15m)等など、

すべて、ホームセンターで購入可能な部材ばかりです。

IMG_4386

後は、作業台下の空間に、棚板を組み入れて

今回の工事は終了。

IMG_4273

この日は”現場監督”である愛犬ノエルが視察に訪れ、

全体を厳しくチェックしたあと、

軽く地面を掘って去って行きました。(笑)

IMG_4652

どうやら、楽しみにしてくれているようです。

頑張らねば!

では。