前回行った作業、ゾーニング。
今回はそれを”ベース”に間取り組みを行っていきます。
僕の場合は、ゾーニングラインの上に
直接、間取りを描き込んでいきます。
始めのうちは見づらいですが、
”描いては消し”を繰り返す作業なので、
元のラインは、すぐに気にならなくなります。
以前のブログ”鉛筆と消しゴム”にも書きましたが、
初回のプランニングは必ず手書き。
僕自身その方が”自由な発想”でいられるから。
ここは外せない大事なこだわりです。
ゾーニングの段階でイメージしたものを描き込みながら、
空間の繋がりに無理がないか、
近隣の窓の位置・日当たり・動線に問題は無いかなど、
確認と調整を繰り返しながら、間取りを組んでいきます。
また、描いている中で”気づくこと”もあるので、
それも”試し書き”をしてみる。
とにかく一つ一つを目で見て、
じっくりと仕上げていくようにしています。
それからもう一つ大事にしていることがあります。
それは、プランの全体像が見えてきた後、
一気には仕上げず、一日程度、間を空けること。
集中してプランニングしている時や
作業が順調過ぎる時など
時として、なにか大事なことを
見落としていることがあるからです。
その対策として、
一度プランニング作業から離れて、
頭をフラットな状態にし、
新たな目線でプラン用紙に目を通す。
自分が思うベストなプランを生み出すためには、
とても重要な”休憩”です。
そうしてまとめたのがこちらプラン。
外観もまとめて、プランニングの第一段階は終了。
この後はクライアントへのプレゼンするための
仕上げ作業に入っていきます。
通常であれば、クライアントとの打合せを重ね
ここまでの作業を数回繰り返し
完成形に近づけていきます。
今回は本人なので、そこは無し。
まあ後で妻にはプレゼンしようかと思います(笑)
プランの説明も含め、この続きは次回以降に。
では。