”プレゼンしてみよう”今回から2階エリアに入ります。
まずは中2階から。
~フリースペース(中2階)~
ここでは主に、パソコン作業や読書などを行うスペース。
プライベートとパブリックの”中間地点”のような
遣い方をイメージしています。
近年、あまり遣われなくなってきたFaxや、
電話機本体・無線LANなどもここに置くようにし、
外部からの通信回線もすべてをここに集約させ,
各配線の接続や分配がしやすいようにします。
各箇所の電話については、最近はコンセントさえあれば
”どこでも使用可能な子機”で対応することで、
少し雑多になりがちな電話用のスペースを
人目に付く1階に作らなくても良くなります。
お気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、
フリースペースに面する壁の一部を、
”棚”として使えるよう、間取り変更しました。
この棚は、小物を飾るでも良し、本を並べるも良し。
プライベートとパブリックの
どちら寄りのコンセプトにするかで、
その遣い方は変わってきます。
ウォークインクローゼットの収納を減らすことに、
随分と悩みましたが、そこに棚があることで、
中2階の遣い方に幅が出ると考え、
あえて、変更に踏み切りました。
吹き抜けに面していますから、明るさは十分。
北側の光も取り込めますので、向く方向によっては、
読書にも快適な空間です。
”家族が不図すれ違える”そんなスペースを作ることで、
自然とふれ合いの時間が生まれるようにと、
そんな思いも込めて、家族大好きな僕が
こだわって作ったスペースです。
ここを抜けると、いよいよプライベートな空間に
入ってきます。
~Room2・Room3~
子供部屋として使えるようにと設けた空間。
全体で9畳の広さがありますが、
将来、半分(4畳半)に分けて遣ったり、
6畳部屋と3畳の納戸やクローゼットにするなど、
家族構成の変化によって、遣い方はいろいろ。
大きな特徴としては、勾配天井によって生まれる
高い位置のスペースを利用して”ロフト”を設けたこと。
実はこのロフトの向きも、当初のプランから変更されています。
変更理由は”天窓”をつけたかったから。
(ということで、パースを追加で描きました。)
なぜ天窓を付けたかったかは、
次回のプレゼンで説明しますが、
その二次的効果として、
ロフト上の明るさも確保しやすくなりました。
ロフトはそれぞれ2.25畳(約2600㎜×約1200㎜)あり、
寝る場所や収納スペースとして遣うことで、
通常の床に、余計な物を置かずに
有効利用することが可能になります。
本プランの中で、一番自由度が高く、
ライフスタイルの変化にも対応し易い空間。
こういう空間を設けることは、長く快適に住むためにも
とても大切な意味を持っています。
今回はここまで。
次回でプレゼンは最後の予定です。
それでは、また。