この写真、皆さん覚えていますか?
そう、僕が起業して最初に投稿したブログに載せた写真。
あれから、今日でちょうど一年。
”自分が思う最高の設計がしたい”と独立を決意し、
いろいろな事に悩みながら、
それでも”会社の基礎を構築していこう”と
日々模索しながら過ごしたこの一年。
本当にあっという間の一年だった。

また、起業してすぐに、内装リフォームのお話を頂いたり、
介護住宅や店舗改修の設計。
外部の改修工事などの仕事も紹介してもらえるなど、
周りの方々に支えて頂いた一年でもあった。
ありがたい。
本当にありがたい。
今日という節目を迎え、
自分のブログを全て読み返し、
あらためて自分の考えを見つめ直してみた。
そして気付いたことがある。
それは”いつもそこに家族がいる”ということ。

僕自身もそう。
担当させて頂いたクライアントもそう。
いつもどこかで、家族の事を思いやることから、
僕の想う”建築”が始まって行く。
僕の会社が掲げる設計テーマ。
”そこに住み生きる全てに寄り添う建築”
これは、設計士としてではなく、
一人の人間として、僕自身に染みついたものなのだろう。
だからだろうか。
介護住宅やペットリフォームへの想いも、
かならず良いものが生み出せるに違いないと、
なぜだか、そう確信している。
だとすれば、そういう僕に育ててくれた、
両親や兄弟、祖父や周りの方々に
あらためて感謝の気持ちが湧いてくる。

何かを作り出す喜び。
そこから生まれる、”人”との繋がり。
そして何より”家族”が僕に突き進む力をくれる。
まだまたやりたい事。
まだまだ足りない事。
そんな思いを日々抱えて、悩み苦しむ時もあるが、
やはり僕は”建築”が好きだ。
まだまだ迷うだろう。
まだまだ悩むだろう。
それでも僕は”建築”を続けて行く。

そんな小さな決意を胸に、
次の一年も一歩一歩進んで行こうと思う。
そして来年の今日、今よりももっと強い決意を
皆さんに伝えられるよう、努力していこうと思う。
この一年、本当に有難うございました。
また一年、よろしくお願いします。
そして、一番そばで支えて続けてくれた
妻に感謝です。
では。